第2章~始めての合コン~

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急いでトイレに向かい個室に入った。 別に用を足すわけじゃねーけど…。 便座に腰を下ろし必死にドキドキを押さえ込んだ。 「ふぅ~…」 酒を飲んで興奮が増してしまったようだった。 ドキドキが収まると今度は若干気持ち悪くなってきた。 「うっ…」 ちょうどいいことにここは個室のトイレ。 俺は蓋をあけて一気に吐いた。 「くそ~…俺にはついていけねーよ…。」 時計を見ると夜の9時を回っていた。 「大地に言ってバックレるかな。」 気持ち悪さが身体を覆い、お金を置いて大地に一言断って店を出てきた。
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