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「ま、待ってくれ!今日会ったばかりなのに!?」
そうだ、俺はもう騙されない。
「俺なんかのどこがいいんだよ?」
『えっ…。』
七海はポカンと口を開けて驚いていた。
俺…なんかまずい事言ったか?
『ますます気に入っちゃった!ねぇ、私と付き合って。』
七海は真剣そうな眼差しで俺を見つめた。
よく考えればここは俺の家…。
ドッキリでしたーって皆が出てこれる場所はない。
ならば…
「……分かった。」
すると七海はさらに目を見開いて言った。
『本当に!?私でいいの!?』
「私でいいのって…七海が言ったんじゃないか…。」
何を言い出すんだと七海を見た。
すると七海の目には涙がうっすらと溜まっているように見えた。
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