第2章~始めての合コン~

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「ま、待ってくれ!今日会ったばかりなのに!?」 そうだ、俺はもう騙されない。 「俺なんかのどこがいいんだよ?」 『えっ…。』 七海はポカンと口を開けて驚いていた。 俺…なんかまずい事言ったか? 『ますます気に入っちゃった!ねぇ、私と付き合って。』 七海は真剣そうな眼差しで俺を見つめた。 よく考えればここは俺の家…。 ドッキリでしたーって皆が出てこれる場所はない。 ならば… 「……分かった。」 すると七海はさらに目を見開いて言った。 『本当に!?私でいいの!?』 「私でいいのって…七海が言ったんじゃないか…。」 何を言い出すんだと七海を見た。 すると七海の目には涙がうっすらと溜まっているように見えた。
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