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七海は目をつむったままだ。
俺はこの先…どうしたらいいのか分からない。
すると七海は
『譲くん…いいよ、しよ?』
いい?
しよう?
キスはもうしたぞ?
…ま、まさか!?
「あっ…いや、でもコンドームとか家にないし…。」
すると七海は少し頬を膨らませて言った。
『もう…女の子にそういう事言わせないでよねっ。』
そう言って七海はカバンをガサゴソと漁り、紙袋を取り出した。
「えっ?何これ。」
『万が一…と思ってさっき買った。』
七海は更に顔を紅らめながら紙袋を俺に押し付けた。
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