第2章~始めての合コン~

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七海は目をつむったままだ。 俺はこの先…どうしたらいいのか分からない。 すると七海は 『譲くん…いいよ、しよ?』 いい? しよう? キスはもうしたぞ? …ま、まさか!? 「あっ…いや、でもコンドームとか家にないし…。」 すると七海は少し頬を膨らませて言った。 『もう…女の子にそういう事言わせないでよねっ。』 そう言って七海はカバンをガサゴソと漁り、紙袋を取り出した。 「えっ?何これ。」 『万が一…と思ってさっき買った。』 七海は更に顔を紅らめながら紙袋を俺に押し付けた。
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