走馬灯で知った最後の言葉

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 それからしばらくして、裕子と付き合った。  社長令嬢を、まずは彼女にできたのだった。  そして裕子にプロポーズした。  OKだった。ついに婚約したのだった。  これで社長になったも同然だった。  一週間後、裕子に会って食事をしながら、結婚式について語り合った。  今日はこれで帰るため、駅に来た。  ホームに二人で立っていた。  走馬灯は、つい先ほどのところまで来た。
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