touch 8 はじめ(兄)
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「今日は菜々に教えてもらって、アクアパッツ ァを作ったの。結構、上手に出来たんだよ」 「よしよし」 美香の頭を撫でる。ダイニングで、俺の食事を 用意してくれる菜々ちゃん。長い髪を普通に下 ろしているから、俯くとうなじの辺りで髪が左 右に分かれて。 ふと、違和感を抱き、うなじを二度見する。 「菜々ちゃん、何これ…」 「え?」 後ろから彼女の両肩を抑え、更に凝視。
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