第1章

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箸を置く政樹。 「これはなんだ。なんていうたべものだ!」 「えっ?」 「おこのみはオタフクに決まっとるじゃろうが!」 「おたふく…?え、ソ、ソースのこと?」 「おこのみの半分はオタフクでできている!わしの半分はおこのみでできている!つまりわしはクゥォーター・オブ・オタフク!」 「な、なんかごめ…い、今買ってくるから!」 観音から仁王になった政樹を部屋に残し、淳史はコンビニへ走る。おたふくソースってコンビニにあったっけ、阿吽の語源ってなんだっけ、と思いながら。
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