第1章

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「いくぞ千夏」 拓実はそう言い千夏にボールを投げた 「ちょっとどこ投げてるのよ」 ボールは下流にながされた、それを千夏は取りに行った ボールに追い付き拓実にボールを返そうとしたとき水温が急に冷たくなった もともと冷たかったがその比ではない まるで氷水にはいったようだ しかも水が足にまとわりついてくるようだ 冷たさで足の感覚がなくなりはじめる 浅いのに溺れそうだ 千夏の意識が遠のいてくる 拓実は千夏の異常に気づき助けに向かう 「大丈夫か千夏」 千夏は意識がなくなり水のなかに沈んだ
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