甘い香りに誘われて

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容器の頭をプッシュして、液体石鹸を手に取る。 クチュッと音を立てて出てきた白い液体をまじまじと眺めた。 『ああっ……!』 相川の嬌声が、痴態がフラッシュバックする。 やっぱり色白の子はいいよな。 真っ白な肌が火照って濡れて汚れるのは最高にいやらしい。 女のような柔らかさはないが引き締まった腰も、はにかむように笑った顔もちょっと色っぽかったよな…… と余計なことを考えたところで我に返った。 俺…… 何考えてるんだ。 じわりと顔が火照った。
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