第1章

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 その後。時は2000年。この時いろいろありアフリカの大地にいた。そこではテレビがほとんどやっていない。そんな中で最高の娯楽が放映される。EURO2000だ。  暇なのもあり放映された試合はほぼすべて見た。なので大会の試合はほぼ全部見た。多分1、2試合くらいだろう見てないのは。  この大会はほとんど試合を見たこともありとても好きな大会だ。もちろんオランダを応援していたし、イングランドも先の選手たちが全盛期とも言える年齢だったので大いに期待した。  フランスは1998W杯で優勝しておりこちらも全盛期。ジダンがなにより最高潮だった。  この大会はすごくレベルが高かったし名勝負も多かった。  予選ではオランダが素晴らしく、また開催国でもあったため優勝の本命と思われた。ポルトガルも素晴らしいサッカーでこの2チームが本命だった。予選ではドイツ、イングランドが予選落ちという波乱も起きている。それを演出したのがポルトガルだ。この時のポルトガルにはフィーゴという最高の選手がいた。  本戦一回戦でオランダはユーゴスラビアに6-1という圧倒的な破壊力を見せつけて一歩抜き出たように見えた。準決勝でイタリアを対戦する。前半でイタリアはレッドカードにより10人となり苦しくなる。  しかしオランダの破壊力がなりをひそめイタリアの守備に嵌った感がある。そして呪われていたのだろうか。二度のPKをオランダは得るも両方ともはずす。そして0-0のまま延長まで戦い抜きPK戦となる。そしてPK戦では5本中3本をはずす。ここまでPKをはずす試合はほかに見たことがない。不甲斐なさしかなかったオランダ。一回戦で大勝しすぎてどこか狂ったのだろうか。   
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