ﾃﾝﾀﾞﾛｯｻの風が吹く街

決意…

…村長から意外な放送を聞いた住人は驚きを隠せなかった。

ﾘｰﾄ「村長変わるのかな？…」
ﾖｩｼ「…さぁね？村長の考えだから…ケド、ｻｷさん以外にこの村の村長をやれる人って誰が居るのかな…？」
ﾏﾘﾔ「…ｻｷじゃ無いとこの村は駄目だよ…みんなｻｷが好きで集まったんだから…」
ﾖｩｼ「…だよね？村長はｻｷさんじゃなきゃ…」
ﾘｰﾄ「…うん、ボクもそう思うな！」

一方、村の本屋さんでは号外が配られていた。

ｵｽﾞ「号外だよ！号外～ぃ！」
ﾍﾞｶﾞ「え～？村長が辞めるの？」
ｷｼｬﾗ「なんでやの～？ｻｷさんが村長じゃ無いとこの村つまらないやん…」
ぁーさ「…村長さん…（泣）」

村長の言葉で村の住人は元気がなくなってしまった。
そんな時、抜は治安維持隊の本部を覗きに行った。

抜「…俺の不祥事で、最近ここも全く機能してないな…」
ｸﾗｳｽ「…抜…」
抜「…おぉ！ビックリした…ｸﾗｳｽ居たの？」
ｸﾗｳｽ「…最近、ここも全く機能してないな…」
抜「…それ、今俺が言ったから…」
ﾖｰｸ「…ｻｷが引きこもりしてるだって？…何やってるんだ！ｻｷは…？」
抜「…ﾖｰｸ…」
ﾖｰｸ「…引きずりだしてやろうぜ？ｻｷをもう一度村長に戻さないとな？」
抜「…そうだね、村長はｻｷが一番合ってるからね！」
ﾖｰｸ「よし！みんなで説得に行こうぜ！」
ﾖｩｼ「…俺も行くよ！」
ﾚｸﾞ「俺も参加する！」
ｸﾗｳｽ「…隊の名前変えようか？」
ﾖｩｼ「え、…今か？」
ｸﾗｳｽ「どうせなら隊も生まれ変わらなきゃね！」
抜「どんな名前にするの？」
ｸﾗｳｽ「…ﾚｯﾄﾞｳｲﾝｸﾞ特務隊！」
ﾚｸﾞ「いいね～、かっこいいよ！」
ﾖｰｸ「悪くないな」
ﾖｩｼ「…じゃあ、その名前で出動だ！」

ﾚｯﾄﾞｳｲﾝｸﾞ特務隊と名前を変えた治安維持隊のメンバーは、村長の家へ向った。