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クラウス「…無駄な抵抗は止めて大人しく出て来なさい!」
特務隊のメンバーは、村長の家の周りを取り囲んだ。
サキ「…え!ちょっと?なんなのよ、あんた達!?」
クラウス「村長~ぉ!出て来なさ~ぃ!お袋さんも泣いているぞ?」
サキ「…オカンは家の中にいるって…」
オカン「あらぁ、何だか楽しそうね?(喜)」
サキ「…はぃ!?オカン…頭大丈夫か…?」
オカン「…失礼ね!大丈夫だわよ!」
ザラ「……楽しそうですね?」
サキ「楽しく無いわい!」
ヨーク「出て来ないな?」
抜「クラウスが立てこもり犯に訴えるような事してるから…」
ヨゥシ「…真面目に説得しようよ?クラウス」
クラウス「…俺はいつも真面目だ!…フフフ…」
すると、家からサキが出て来た。
サキ「…私、犯人なのかい?」
クラウス「…出て来たって事は犯人と自覚してる…」
ドガッ!バキィ!!(クラウスを殴る音)
クラウス「…グハァ…またもやいいパンチだ…」
サキ「…何で…私のやりかたでケイが村を出て行ったんだよ?私が村長にならなかったらこんな事にはならなかったハズだよ…」
ヨーク「サキ、みんなはサキが村長だから集まったんだよ?サキじゃ無いと村が機能しないんだよ?だから、お前が村長をやってもらわないと俺達住人が困るんだよ…」
サキ「…だって…グス…
私のせいでみんなの歯車が狂って来たみたいで…」
ヨゥシ「…村長はサキさんだよ?他の誰でも無い…サキさん、貴女なんだよ?」
抜「村長…お願いだから、村長辞めないでよ?」
レグ「…村長、俺達の村長はサキさんだ!」
サキ「…みんな…」
ザッ!
ケイ「…村長はサキだよ…」
サキ「…ケイ…?」
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