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馬上からボローニャへと目を向ける。ボローニャの陣営もきっと同じようにセネルが皆を鼓舞しているのだろう。 パーティにいる時は良きまとめ役でもあり、ともすれば先走りそうになる皆を宥める役でもあった。 教会で蘇ったあと、いつもの宿屋で説教をするセネルの顔を思い出す。 きっと遠くないうちにボローニャは陥落する。戦力が違い過ぎるのだ。 しかし、それが終わったとしても次はエストリア、北にはダンガルが控えていて…… いったいいつまでこんな日が続くのか……
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