78人が本棚に入れています
本棚に追加
何が起きたら、白蛇が私を守ってくれる。
(その通りだ、葵の思ったまま、全力で試してみるんだ!)
白蛇の力強い言葉に励まされ、行動に移った。
「汝ザワツク無かれ!この水槽の中に入って空腹を満たしたまえ!」
葵は古井戸の辺りをさ迷うもののけに向かって、御幣を振るった。
するとグレーに光っていたもののけが水槽の中へと入って行く
水槽がもののけにより、淡い光に包まれた。
先ほどみた、グレーのひかりから、淡いピンク色に変わってゆく
お腹をすかした、おたまじゃくし達の魂が餌を食べて居るのだろう…
葵は、ほっとした。
これでもののけは、魂を解放出来る。
最初のコメントを投稿しよう!