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浜田君は、夕御飯を家族で済まして、クラスメイトで春日神社の巫女さん、葵の事を両親に話している最中に裏庭から、声がしたので気になった。
「父さん、これから今話した通り、春日神社の巫女さんで、クラスメイトの春日葵さんに、裏庭にある古井戸を調べて貰う事にしたんだ。」
浜田君のお母さんは、台所で食器を洗っていると、裏庭から声が聞こえた!?
「あなた、裏庭から、また何か聞こえましたよ」
井戸の不可解な物音だと思った母は、旦那に告げる。
「おう、今から裏庭に行って調べて来るからな」
「じゃあ、葵さんがもう来ているのかも知れないからら裏庭に行ってみるか!」
父親と一緒に玄関を出て、裏庭に進むと、巫女の姿をした葵を見つけた。
「春日さん、もう来てくれたの!?」
葵は、振り向き
「浜田君、古井どの不気味な声は、原因が判明しました。もう大丈夫ですよ」
「私は父親の浜田智也です、この度は有り難うございます」
「何が原因だったの!?」
葵は水槽を親子に見せた。
「これが、原因でした、近くの川に逃がしてあげますので、もう二度と現れないでしょう」
親子二人は、水の入った水槽を不思議そうに眺めた。
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