永遠に嘘はない

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でも鈴音にだけは早漏のレッテルを貼られるわけにはいかない。 焦らしに焦らしたお陰で、前半だけの虚仮威し、本番は秒速だったと、後でがっかりされても困るのだ。 ボーイズビーアンビシャスを繰り返しながら、鈴音が痛がらないことを幸い、春一はまた鈴音の探索を始める。 感じる場所、ポイントを今度は春一自身を使って探っていく。 「春さん、春、さん……」 鈴音は他に言葉を見つけられないと、ただ春一の名前をあえかな声で呼び続ける。 その腰にくる響きがたまらない。 苦しそうでもあり、でも幸せそうでもあり。 こんなとき、春一はこれまでの経験値に少しだけ感謝する。 強烈な奔流の中にぶち込まれて戸惑う女性を、苦しんでいるのか悦んでいるのか、見分けることが出来る。 今の鈴音は、しとどに泣いているが手加減無用。 ――本当にそうか? 軽く揺らしてやれば、愉悦の悲鳴をあげた。
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