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翌朝早めに起きて準備をする。銃よし。予備マグよし。ナイフよし。フラッシュよし。グレネードよし。
そう忘れ物が無いことを確認して登校する。
毎朝の相棒の自転車にまたがる。
清々しい風を感じていると、
「速度ヲ落トスト爆発シ、ヤガリマス。」
と機械音声が流れた。
あ、爆弾か。そう落ち着いていると、後ろから武装した大型ドローンが追いかけてきた。
楽しくなって必死にペダルをこぐ。
銃弾が撃ち込まれる。
後ろからでも軌道がわかる…
ズガガガガガ
ぬるい。
全弾回避。
もう学校前だ…
そう思った時。前方のビルの屋上から強烈な視線を感じた。
誰か立っている。
ツインテール。子供が…
と思っていると、飛び降りた。
「え?」
自殺かと思ったがパラシュートが開いた。
で、こっちに向かってくる…
「え、何してんのおまえ…」
呟きが聞こえていたようで…
「なんでもいいから掴まりなさい!!」
軌道は俺一直線…
仕方なしに掴まる。
「変なとこ触ると風穴空けるわよ!!」
「はい…」
と掴まった直後、乗り手の居なくなった自転車はドン!!と派手に爆発。
ドローンは爆発に巻き込まれるも大半が生きている。
やばい…
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