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隆「千晃ちゃん物分かりいいからすぐ覚えそうだね、今日は頑張ったし昼休みまで少し休憩してていいよ」
千「はい。ありがとうございます。」
午前中は西島先輩に仕事の流れやらなにやら教えてもらった。
関わるとどんどん苦手になってくなぁこの人。
最初に少しでもイケメンと思った自分があほらしい。
それに一日中パンプスにきついくらいのタイトスカートは少しというかかなり疲れる。
慣れてないのが1番の理由だと思うけど。
隆「足、疲れたの?」
ふくらはぎをマッサージしていると西島先輩がわたしの方を見た。
千「ちょっとだけ」
苦笑いを浮かべると西島先輩はニヤリと口角をあげて笑った。
隆「俺がマッサージしてあげるよ」
もうほんとに果てしなく苦手。(笑)
でも顔は普通にかっこいいしモテるんだろうな。
千「結構です。」
わたしは無表情できっぱり断った。
隆「ねぇ、俺君みたいなタイプ初めて。気になる。」
わたしにじりじりと寄ってわたしの目を見つめる。
千「なに考えてるんですか。気にしてくださったならありがとうございます。はでも申し訳ないですがわたしは興味のかけらもありません。」
すこし睨みつけながら西島先輩に言い放った。
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