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千「うわっ!」
ずっとそんなことを考えていたらつまづいて転んでしまった。
ひざからは擦りむけて血がでている。
隆「ちょっ、、あっははははは」
西島先輩は転んだわたしをみて爆笑するばかり。
わたしはそんな西島先輩を軽く睨みつけ、ポーチの中から絆創膏を取り出した。
隆「へぇ、意外と女子力高いじゃん」
にやにやしながら言ってくる西島先輩がわたしに手を差し出す。
わたしは西島先輩の手を借りて立ち上がると少し笑った。
千「それどういう意味ですか?」
隆「そのまんまの意味。」
くっそ~こいつほんとむかつく
隆「取引先遅れたらこまるから急ぐよ。あとさ」
急に顔を近づけてきた西島先輩。
隆「笑ってるほうがかわいいよ。千晃。」
なにをするのかと思ったらそんなこと耳元でささやくから。
わたしそういうの慣れてないんだって。
隆「そんなに真っ赤になっちゃって。嬉しかった?」
笑顔で言う西島先輩は余裕で、こんなにあせってるのが恥ずかしくなってきた。
千「そんなんじゃありませんから!」
おもわず余裕な西島先輩にむかってむきになって叫ぶ
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