Story1

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千「うわっ!」 ずっとそんなことを考えていたらつまづいて転んでしまった。 ひざからは擦りむけて血がでている。 隆「ちょっ、、あっははははは」 西島先輩は転んだわたしをみて爆笑するばかり。 わたしはそんな西島先輩を軽く睨みつけ、ポーチの中から絆創膏を取り出した。 隆「へぇ、意外と女子力高いじゃん」 にやにやしながら言ってくる西島先輩がわたしに手を差し出す。 わたしは西島先輩の手を借りて立ち上がると少し笑った。 千「それどういう意味ですか?」 隆「そのまんまの意味。」 くっそ~こいつほんとむかつく 隆「取引先遅れたらこまるから急ぐよ。あとさ」 急に顔を近づけてきた西島先輩。 隆「笑ってるほうがかわいいよ。千晃。」 なにをするのかと思ったらそんなこと耳元でささやくから。 わたしそういうの慣れてないんだって。 隆「そんなに真っ赤になっちゃって。嬉しかった?」 笑顔で言う西島先輩は余裕で、こんなにあせってるのが恥ずかしくなってきた。 千「そんなんじゃありませんから!」 おもわず余裕な西島先輩にむかってむきになって叫ぶ
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