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「お前の病気-----------もとい、変態厨ニ病がそんなに深刻だとは思わなかったんだ。本当にごめんな。お詫びに良い精神科医を紹介するよ---------」
「うわぁぁあんっ」
机に突っ伏し拗ね始めてしまった。
「いいもんいいもんもう裕宇となんか喋んないもん、美少女と喋るもん。」
「お前は女子かっ!!……あーもうはいはい悪かったって。今度なんか奢ってやるから機嫌直せ?」
「……………ふんっ」
そっぽを向いてしまう。
「………ったく、今日一日なんでも言うこときくから…な??」
「………そんなことでオレの機嫌が直ると思うか?」
「………………そう言いながら手を取ってキラキラした目で見てくんな!?なんかすっごい嫌な予感するんですけどっ」
「大丈夫大丈夫。ちょっと美少女ナンパするの手伝ってもらうだけだから」
「…はっ!?全然大丈夫じゃないよなっ!?行かねーよっ一人で行けよっ」
「そーかそーか!!快く引き受けてくれるのか。うんうん、さすがオレが親友と認めた男だぜっ!!よしっじゃあ早速あそこにいる女の子から!!」
「はっ!?ちょ、待っ!?人の話を聞けーーーーっっっ!?!?」
そんな俺の叫びも虚しく腕を引っ掴んで連れて行かれる。
まぁ、まだ先生がぐーすか寝ている間周りもざわざわしていて目立たずに済んだことが不幸中の幸いか。
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