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新撰組
表向きは壬生浪といわれている人斬り集団
しかし中身は異端者と呼ばれる霊者の集まり
いや、正しくはほんの一部の者や幹部達だけだが
前者の名はまわりに轟いている。これは事実だから仕方がない
しかし後者が知られたら新撰組はどうなるのか
よくて新撰組を取り潰し、悪くて霊者を全員殺すか…
幹部の大半がその異端者の集まりで本人達も異端者としての自覚のある新撰組は隊士達に異端者であることがばれぬように過ごした
決して目の前では能力を使わなかった。そして公言なども決してしなかった
ただ隊士のなかにも何人か能力を持つものがいるが彼らは普通の隊士と同じ扱いをしている
霊者だからって優遇されるなど甘い考えなどない。それは組長達の実力を見た瞬間、彼らが腕も一流であることは入隊したばかりでもわかる
そのため霊者であることを隠している者が多い。でも実際は上には能力があることは露見しているが、本人からの申し出があるまでは霊の法度をを言わないのが掟である。実際は知らなくても適用されており、もし破れば暗殺確定。しかし情けのために霊者達の裏言葉として入隊時の挨拶時にこう言う
「天狗の姫には気をつけろ」
あくまで笑い話でいうので知らない者は笑って流す。だが霊者達にはかなり堪えるらしく、下手に悪いことは出来ないし、公言も出来ないという意識を植えつけさせるのだ
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