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「ヒメちゃん!
体調悪いの?大丈夫?」
昼食後教室へ行くと、一番にヒメに気付いたミーアが駆け寄ってきた。
「いえ、元気よ。」
むしろ、しっかり寝たおかげで快調だ。
先程シリウスと昼食をとって、お腹も満たされている。
その返答にホッとしたクラスメイトから、決闘に勝利したお祝いの言葉をもらった。
「昨日は凄かったね!」
「貴族を負かすなんて初めて見たよ!」
「すかっとしたよなぁ!」
(これは・・・誉められているのかしら。)
「・・・ありがとう。」
頬を染めてはにかむヒメ。
「「う・・・っ」」
ズッキューン!
「俺・・・ファンクラブ入ろうかな・・・。」
「お、俺も。」
「私は入らないわよっ
絶対に友達になって、親友の座をゲットして、そしていずれは・・・っ」
「眼がマジだ。」
昨日の決闘の後、学園内にはヒメのファンクラブが発足していた。
発足早々、会報が発行されていて、会員数は赤丸急上昇である。
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