あとがき

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終戦の日、ですね。 最近はミスチルの曲を毎日聞いているということ、そして今日が終戦記念日だということ。 それからどうでもいいことですが、私自身人生初の失恋を経験しましたので、こんな短編小説ができました。 驚くほど筆が進んで、一晩で完結と相成ったわけですが、何しろ即席の話なので至らない点は多々あるかと思います。 申し訳ありません。苦笑 しかし、私が言いたかったことが皆さんに伝われば、と思っています。 エゴ、見栄、そして自分の非を認めるときの気恥ずかしい気持ち。 誰もが抱えているこんなことは、時に世界を巻き込んだ火種になる。 そして日常で燻っている争いの火種を消す唯一のものは、寛大な許す、ということなのではないかと。 人間、そんなにまっすぐ生きていけるものではありませんからね。苦笑 戦後70年。 いろいろなことが話題に上がり、平和とは何か、という想像もつかないような大きな問いを、いやがおうにも突きつけられている時代ではありますが、そんな壮大なテーマは私たちの日常の中にも潜んでいることを胸に刻みながら、この物語のあとがきとさせていただきます。 2015年8月15日
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