第1章 始まりは終わり

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「!!!!。」 二人は乱暴に紅子の顔に袋を被せ、そして首に太い縄をかけた。 「違う―・・・!。違うの!! 私はよかれと思っていたの・・・。 只、人並みに幸せになりたかっただけなの・・・に・・・。」 ガタンッ!! 紅子の足元の床が開いた。紅子が落下する。 それは・・・ 日陰の世界の人間がこの世を去った瞬間だった。
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