第二章 パワースポット

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第二章 パワースポット

「あっこれこれ。北崎旅館。」 「あー!知ってる。知ってる。こないだテレビでやっていたやつでしょ。」 「この旅館の池。写メって、携帯の待ち受けにすると良いことがあるんだって。」 「ああ後さあ、この旅館に泊まって女の人の霊に会えるともっと良いことが起きるんでしょ?。」 「紅子さんだっけかな?。ちょっと怖いけど。深夜の2時くらいに出るとかで有名で。」 「そうそう。紅子さんに会えた人は玉の輿に乗れたり、出世したり、大きな幸せを掴めるらしいよ。」 「うわあ~行きたいなあ。この旅館。」 「でも向こう一年間、予約で一杯だってさ。」
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