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鏡side
昨日の夜城に魔族の襲撃があったらしい。龍陽が倒したみたいだけど物騒な話だ
僕は今街の図書館にいる。秀一みたいに検索できないからね、自分で勉強しないと
朝から黙々とやってるけど、そろそろ息抜きをしたくなってきた。
もう12時はとっくに回っているし、そろそろご飯でも食べに行こうかな……
その前に……
鏡「君、いつまで僕の後ろにいるの?」
「え、えっと…ごめんなさい、話しかけるタイミングが分からなくて……」
僕の後ろには一昨日助けた少女がいた。実は数十分前からずっと後ろにいて僕に話しかけるタイミングを伺っていたようだ
鏡「…それで、なんか用?」
「あの…この前のお礼がしたくて…偶々見かけたから……」
鏡「そう?……じゃあご飯が美味しい店教えてよ」
「わ、わかりました…じゃあ、お気に入りの店があるんで、つ、ついてきてください…」
「ど…どうでしょうか」
鏡「……うん、美味しい」
「そうですか……良かったです」
鏡「そういえばまだ名前聞いてなかったね」
「あ…ごめんなさい…私、アテナ・アポロって言います」
名前神じゃん。ゲームかよ
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