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鏡「……すいませーん、同じのもう一回お願いしまーす」
アテナ「…本当によく食べますね……あ、私も同じのお願いします」
アテナ「もう………酷いですよ、トイレに行くなんて言って会計も済ましちゃうなんて」
鏡「いいんだよ、僕のが多く食べたし」
アテナ「私のが高いもの頼んでたじゃないですかぁ……」
鏡「気にしないでいいってば……」
さて、そろそろ帰ろうかな。食べるのに夢中になって気づいたら4時だったよ。
鏡「そろそろ帰ろうか」
アテナ「そうですか?……じゃあ、今日はありがとうございました。お礼をする筈が逆になっちゃいましたね…」
鏡「……何言ってんの、送るから捕まって」
アテナ「ええ!?悪いですよ何から何まで!」
鏡「目の届かないところで絡まれる方が迷惑だ。いいから」
僕は渋る彼女を抱え上げイージスの翼を広げる。流石に目立つので光は全てなんか上手い感じに跳ね返して見えなくしておいた。
アテナ「ふわ……キョウ君って翼があるんですね…。……なんだか天使みたいです」
鏡「天使か……そうかもね」
思わず笑いが込み上げる。意外と学校も楽しいかもしれない。これまで興味なかったけど、案外悪くないかも、と思えた
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