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龍陽side
龍「失礼しまーす」
今日は入学式だ。今僕達は制服を取りに学長室に来ている。
「おはよう、転入生達よ…その前に一つ聞きたいのだが、何故浴衣で来た?」
鏡「普段着です」
「……そうか。とりあえず制服に着替えなさい、大きさは合っているはずだが」
僕達は各自仕切りの向こうで着替え始める。
制服は紺色のブレザーだ。ネクタイの色で学年を表すらしく、僕達は青のネクタイだった。
着替えを済ませ仕切りの外に出ると既に2人とも着替えを終えていた。
「うむ、全員よく似合っておる。……しかし時間が余ったな。登校時間は8時だし、まだ2時間半もあるぞ。早めに来るようにとは言ったが早すぎやせんかね?」
秀「少し寮を見ようと思って」
「おお、寮か。部屋の鍵はこれじゃ。持って行きなさい。場所は分かるかね?」
鏡「はい」
龍「じゃ、失礼しました」
さて寮か……城のご飯美味しかったんだけどなぁ
鏡「僕達の部屋は大分上の方だね。」
秀「思ったより高えな、東京タワーぐらいあんじゃね?」
僕達はエレベーターで部屋のある会まで昇ると部屋を探しだす。当然かもしれないが部屋は隣通しだった
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