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「確かにあのリアクションは凄かったですよ。
まさに迫真の演技でした!」
「はは!ありがとうございます。」
「実際に入る時に熱湯風呂じゃないのはすぐに気づいたんですか?」
「すぐ気づきました。湯気の量が熱湯風呂に比べて全然違いましたからね。
うわ~やられたって思いましたよ。」
Aはさっきとは打って変わって明るい表情で調子良く続ける。
「でも実はあの時の裏話もあるんですけど、突然のドッキリで緊張したせいか、入った瞬間に足を攣ってしまってそれがあまりにも痛過ぎて風呂から転げ回ってしまったんです笑」
「えー!!!じゃああれは演技じゃなくて半分はガチなリアクションだったんですね!」
「そうですね笑
あの時、「いでぇ~!」と言いそうになって、とっさに「あぢぃ~!!」と言って熱い演技に見せかけました笑」
「あはは!そこでとっさに熱いに言い換えらるのはプロ根性ですね。
それにしても、怪我の功名でしたね笑」
「ですね笑」
そんなやりとりをしていると番組の尺も終わりに近づいたので、締めに入った。
「今日は貴重なお話ありがとうこまざいました。」
「はーい!終了でーす。」
そして番組の収録は終了した。
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