episode159 イ・ソンジュ邸の魔法使い ②

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「なるほど」 全てを理解した ――そんな顔して。 ジュンはおもむろに席を立った。 「お義兄様のお許しが出たことだし――」 衣擦れの音を立てながら 和樹の後ろに回り込むと。 絵巻物から現れた貴族の如き 漆黒の韓服を纏った美男子は 「僕が君の中に入るよ、いいかい?」 背後から艶っぽく 低い声音で囁いた。 「うっ……!」 それとほぼ同時――。
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