第二

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またこの塗り壁のようなどでかい黒いどす黒い者もニヤニヤと笑いながらレンドウを見つめて嘲笑う。 ドタドタドタドタドタドタとレンドウがど突いて転倒させた足の速い黒いどす黒い影もレンドウの背後まで来て立ち止まり、嘲笑いながら楽しんでいる。 「おいおいおいおい!こんな!こんなところで俺は・・うがぁ・・アアァァァああ!?」 ブチッ!!! また別種類の身長が2メートル以上ある細長い黒いどす黒い影がレンドウの目の前に突然現れて、首と胴体を両手で握り引きちぎったのだ。 「ふふふふふっ。お兄ちゃんの気持ちがいっぱいいっぱい理解できたよね?悪魔のレンドウさん。」 教室の教卓の上では白いワンピースを着た少女が不敵な笑みで笑いながらそのレンドウが終わりの一部始終を見逃さずに見た。他のクラスメート全員も目を瞑ることも許されずにただただ何もできずにクラスメートであるレンドウの引き千切られる一部始終を全て見せられた。 「次は誰にしようかな?」 少女の次は誰にするかの発言を聞いて、誰もが口も利けないはずなのに無意識に言語能力はなく、呻き声を上げて選ばれないように自分じゃない!別の人にしてくれ!?と頼むかのように大きな声で呻き声を上げる。
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