§プロローグ§

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「ねぇ知ってる?お化け屋敷の話」 「知ってる知ってる。この前の文化祭の日に全焼したんでしょう?」 「そうそう。なんか一応親戚の人がいたらしく、大事なものは燃えずに済んでいるらしいの」 「それじゃああれは?あのお化け屋敷に住んでた住人」 「それそれ。暫くはその親戚の家に居たんだけど、今は新しい家に住んでるらしいよ?」 「マジで?どんだけ金持ちなのよ?」 「それがさぁ、なんとその家にも出るらしいよ?」 「なにそれ?ソイツの頭湧いてるんじゃない?」 「私も思った。しかもまだ学校に来てるってよ?」 「異常人じゃん。そんなやつに居場所なんてあるのかね?」 「あるわけないじゃん」 「「アッハハハハ!」」
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