第2章

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「先生ー瀬川さん起きませんよー?」 「彼女はきっと夢の中で授業を受けてると、先生信じてるわ」 入学してから筆記授業の時は決まって寝ている 最初こそは注意したものの、何回言っても聞かないため、先生も諦めモードだ だけど…… ガタガタガタガタガタガタ 「瀬川さん、そんなに踏み込んだらミシンが壊れちゃうから!」 実技授業では誰よりも行動力が早く、 一見荒そうに見えるが、どれも綺麗な仕上がりになる 誰もが思ったに違いない 彼女は何者かと
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