第1章

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「だけど私、あの衣装着れないって分かった時は結構ショックで、…暴飲暴食しちゃったからサイズ合わないかも…」 「それならもう一度寸法を測らせて、私がサイズ直しをするから」 「何言ってるの、デザイナーの許可なしで勝手に直すのは先生達が許すはずないよ。それに、そのデザイナーだってずっと前に卒業した先輩だって」 そこまで言った長谷川さんを遮り、彼女が言うのは一言だけ 「私に任せて」 凛とした声の中に強さがあり、 「本当に大丈夫なの?」 そう聞く長谷川さんに彼女はただ、頷いた
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