~1章~

2/7
77人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
明「金がねぇ~~~」 祐輔「お前毎日そればっかな?」 大学の食堂 向かい合って座るは入学当初にできた友人の今井祐輔【イマイユウスケ】であった 明「さすがにスーパーのバイトだけじゃ日々の生活だけで消えてくんだよなぁ」 祐輔「時給よくないんだっけか?」 明「悪くはないけど3時間の週2~3しか入れねえんですよ」 明はカレーライスを食べながら片手でフリーペーパーのバイト情報紙を眺めていた 祐輔「家庭教師とかは?うちの大学ならネームバリューあるし時給だって今の倍以上は貰えんだろ」 明「家庭教師ねぇ~…人の人生背負う覚悟しなきゃいけないわけだろ?俺には荷が重いわ」 祐輔「バイトの家庭教師にそこまで求められてはねぇと思うけどな?(苦笑)」 苦笑いを浮かべる祐輔に対して明は至って真面目にその後もフリーペーパーを読み漁っていた
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!