第1章

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外は夜。 それでも部屋の中より遥かに明るかった。 残り少ない電池の携帯で、警察へと連絡。 10分程で近所の交番から警官がやって来た。 「な、なんだこれは……」 異様な光景の部屋を見て、警官は応援を呼んだ。 次々と集まる警官や刑事。 その間に、清田は水分補給をさせてもらった。 力は戻らないが、生き返った。 警官の多さに紛れ、報道陣も現れ始めた。 「移動しましょう」 警官に支えられながら、清田はアパートを後にした。
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