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「どうかしら。パパは変わらないような気がする。
変わろうとする努力もしてくれないような気がする。
でもね。私はここでパパを捨ててはいけないと思っているの。
パパは一人では生きていけない。私が付いていなければだめなの」
私は一気に言うと、くすっと狼歩さんが笑った。え?なにかおかしかった?
「あ、ごめんなさい」
なに?人が一生懸命話しているのに、失礼な人ね。
「ねえふうかさん。ずっとずっとこの夢のデートが続いたらいいと思いませんか?」
狼歩さんは笑顔を目元に張り付けたまま、私に尋ねた。
私は黙り込んでしまった。だってこれは夢でしょう?夢はいつか覚めるものよね。
ずっとこんなふうに、ふわふわ生きていくことができる?
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