沖縄県 本部町 水族館

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「あはは。ふうかさんはかわいいなあ。違いますよ。ダジャレです」 ダジャレ?言えそうだ、ってこと?私はなんて気づくのが遅いのかしら、とそっちの方がおかしくなった。 「それはおかしいわね。まさか本当じゃないでしょ?」 「試してみます?」 狼歩さんは悪戯っぽく言った。 もちろん信じちゃいないけれど、そのソーダを飲んで、私はパパに、心の中にしまってあることを全部言ってみたいな。 パパに飲ませるのはちょっと怖い。でも知りたいかな。そんなことを考えていたら、狼歩さんは言った。 「言えないことといっても、愛の告白だけですよ」 あ、なんだ。そうなの。じゃあもしかしてパパに飲ませたら、私に愛の告白をしてくれるのかな。 パパの心に私への愛があったら、言ってくれるわよね、と思っていたら、後ろから狼歩さんが私の眼をふさいだ。
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