アメリカ フロリダ

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乗り場のすぐそばには七人のこびとたちのオブジェが立っている。 「Enjoy it!」 キャストが手を振った。わかった、今ね! 「ハイホー!」 上手に声を合わせることができた。 やった。私はとても気分がよかった。 トロッコはあまりスピードが出るわけでもなくて、十分楽しむことができた。 「あそこは小人たちのダイヤの発掘場所?」 「白雪姫はいないかな?」 「あ、あそこ、動物たちが踊ってますよ」 こんな話をしながらの余裕もあるの。 トロッコは左右に揺れてちょっと不思議な感覚。悪路のトンネル内や山道をガタガタと走っている感じなの。 「あっ、あそこを見て!」 私は大きな声を上げて狼歩さんの腕を叩いた。 だって、やっと白雪姫を見つけることができたんですもの。 「あはは」 狼歩さんは大きな口を開けて笑った。 楽しいわね!素敵なデートだわ。狼歩さん、ありがとう。
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