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とりあえず、恋愛していた。
大は気づけば部屋に戻っていた。
会社を出てからの、行動がいまいち覚えていなかった。
仕方ない。寝るか…。
そう思い、ベッドへ向かおうとした時だった!
携帯の着信が鳴った。
誰からだろうと思いながら、携帯を取った。
「もしもし」
「もしもし。朱里です!」
大はビックリした!今、朱里のことを考えていたのだ!
「やぁ!何か用?」
「電話した方がいいと思って、掛けました!お邪魔でしたか?」
「いや、そんなことないよ!ありがとう!嬉しいよ!」
そこで沈黙があった。
「僕も話したいと思っていたんだ!嬉しい!今は仕事中?」
大はどう話していいのか、とりあえず話を続けた。
「また、会えます?」
その言葉にはドキッとした!
そこで思い直った!
「ああ、また会社に行くよ!今度はそうだなぁ~…」
大は急いでスケジュール帳を開いた。
「私、辛いの…」
その言葉にまた、ビックリした!
大はおそるおそる聞いた!
「どういうこと?」
「実は仕事辛くって。もう辞めたいの…。でも話す相手がいなくて…」
それで、俺に電話したんだね??ビックリしたよ、本当に!
「私、何を言っているのかしら?では、また!」
と一方的に向こうから、電話は切られた。
しかし、大の方がビックリした!
その後、少し大は笑っていた。
また、朱里のことを思いながら、大は深い眠りについた…。
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