第1章

18/26
前へ
/76ページ
次へ
正直に言うと、桜木に好意を向けられ、嬉しいと感じる自分がいた。 自分でもつくづく単純だと思うが、あの日から桜木のことが気になってしょうがなかった。 しばらくすると、落ち着いた様で、桜木が「神田くん、ありがとう、ごめんね。」と、ポツリと呟く。 「大丈夫だよ。 単刀直入に聞くけど、桜木クンは、これからどうしたい?」
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

83人が本棚に入れています
本棚に追加