第1章

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しどろもどろであったが、なんとなく、桜木の言いたいことは伝わってきた。 俺と付き合いたいとか、そんな大それたことは考えてなくて、仲良くなれただけで、桜木にとっては夢みたいなことらしい。 「俺、桜木くんが思ってるほどいいやつじゃないし、そんな買いかぶらなくてもいいよ」 と言うと、桜木が「いや」と声を荒げた。
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