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蘭丸side
僕は、信長様のことが恋愛感情で好きだ
でも、信長様には僕よりお似合いの方がいるはずだ。
だって、他の小姓は僕より可愛いこばっかだし、他の武将のかたもかっこいい方がたくさんいる。そんな中で、僕が信長様と釣り合うことがない。
だから、僕はこの事を隠している。
「おらん、俺のことどう思ってる?」
ど、どう思ってるかなんてそんなの好きに決まってる。だけど言えない。
「すごくかっこよくて、お優しいかただと思います」
「俺は、おらんの事大好きだぞ。もちろん恋愛感情だ」
そんな事言われたら………
「…///そ、そんなめっそうもない」
でも、ここはちゃんと振りきらなければ
「…………の、信長様には僕よりお似合いの方がいると思います」
言っちゃたー。でも、ほんとのことだし。
ーギュッ
ふぎゃ。急にギュッって、されたら困るよー。
「の、信長様!?」
「…………わ、悪い。わかった、変なこと聞いて悪かった」
うわぁ。気まずい。
でも、信長様には幸せになってほしいし。それに、僕が信長様と付き合うっても、信長様は幸せにはなれない。
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