初めての製作進行業務へ

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 皆さんは、社会に出てどのようなお仕事をしていますか? 社会に出て、よかった事悪かった事などたくさんあると思います。 私はアニメーションの仕事がしたくて、まずは、福岡のとある専門学校に通ってました。  アニメーション学科とういうクラスで、人数は12人と少なかったのですが、わいわい楽しく日々を送りながら勉強していました。  その中で、動画や原画、作画監督等々多岐に仕事をするアニメーターと、キャラクターに色をつける仕上げ、CG、制作進行などをメインに勉強しており、私は、アニメーターを目指したく日々デッサンなどに明け暮れていました。  でも、絵はあまり上手くありませんでしたが、学校を卒業後運よく東京の練馬区大泉学園にある小さなアニメの製作会社に入ることができました。  その会社は、動画と仕上げの会社で、私が入ったころは「東映アニメーション」さんから【プリキュアシリーズ】【ワンピース】【聖闘士星矢】、「トムス・エンタテイメント」さんから【アンパンマン】【ぷるるん!しずくちゃん】、「サンライズ」さんから【銀魂】【ケロロ軍曹】の劇場作品2弾、などの動画を必死こいて作業していました。  しかし、1年目の年明けごろに仲間が少しずつ辞めていってしまい、一緒に頑張っていこうと約束した専門学校の同期も辞めてしまいました。これは甘い考えかもしれませんが、私もその時に辞めることに決めたのです。  最後の仕事は「銀魂」の1カットの動画を完成させ、会社を後にしました。 もし、もっと強い意志があれば仲間を意識せずに、動画から原画まで出来る人間になっていたかもと、製作進行をしていたときに考え、後悔したことも少なからずありました。  それからアニメーターとしてまた復帰しようか悩みながら、アルバイトをしていました。しかし、絵があまり上手くなかったこともあり、大手のアニメ製作会社に採用してもらえず、「GONZO」さんの求人をみて製作進行を募集していたのをみて、描かなくてもアニメ業界に入れると学生時代を思い出し応募してみることにしました。  ですが、ウェブ応募のみということで断念してしまいました。実は私はパソコンを持っていなかったのです。応募期限は切れてしまいましたが、これからはウェブでの応募が多数をしめると考え、ノートパソコンを購入することにしました。
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