4人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ……、え?」
周りを、きょろきょろと見渡す。
一瞬、何処にいるのか分からずギョッとしたが、すぐに新居のお風呂だと思い出した。
どうやら、あのまま良い気持ちで爆睡していたらしい。
どのくらいの時間が経ったのか、湯船のお湯は少し温かい水になっていた。
「ひゃ。眠っちゃったんだ……」
ゾクゾクと背筋に悪寒が走る。
うわっ。
風邪引いちゃう!
私は、熱湯を入れようと、お湯の蛇口をひねった。
最初のコメントを投稿しよう!