395人が本棚に入れています
本棚に追加
邪神だと聞いて、心が踊る。
俺と同じ、不老不死な訳か。
だったら…
「お前今日から俺の嫁。
一生幸せにしてやんよ。」
その光のない目に俺が光をともそう。
俺が光になろう。
誰かを愛したことなどないが、この切ないような、嬉しいような、苦しいような、暖かい感情を愛と呼ぶのならば…俺は出会って間もないこの男を、愛している。
困惑し、偽物の笑顔を浮かべる彼の名は、アガト。
だからまずは、その笑顔の砦を打ち砕こうじゃないか。
最初のコメントを投稿しよう!