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本能のままにそのお方の前に跪き、言葉を紡ぎました。
「―――――ッッ」
この言葉にはさすがの魔王様も驚いてらっしゃる様子です。
だけどアガト様は…
「まぁ人間よりはましだよね、こんなクソ悪魔でも。
ユリナ、いいよね?」
そう言ってくださいました。
あぁ、その声でもっと罵倒されたい。
その手で苦痛を与えてほしい。
恥ずかしいことに、そのときの私の頭のなかはそんなことでいっぱいになっていました。
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