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私は、黙る孝君に焦りながら
「孝君は、好きな人いるの?」
そう聞いていた
チラッと私を見て
『・・・いるよ』
そういった
・・・・え
いるの・・・
私は頭が真っ白になった
孝君は車を端に止め
私をみる
『・・・俺の好きな人は・・・、え』
孝君は焦ったような声を出して私をぎょっとみる
『何で泣いてんの?奈々??』
焦った孝君は、私の頭を先ほどとは違い
いつものように優しく撫でる
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