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放課後になって、私は朝おろしてもらったところに行く
まだかな、まだかな
私は待ち遠しくて、顔が自然とにやけてしまう
「なに、にやけてんだよ」
声が聞こえたと思うと、同じクラスの桐生がいた
「あ、桐生」
「今日一日ずっとにやにやしてたな、なんかあったの?」
桐生はクラスの中でも結構仲がいい男子だった
「まぁねっ、てか桐生どうしたの?私に何か用だった?」
桐生はサッカー部だからまだ帰らないだろう
鞄も持ってないみたいだし
「あー、お前にさ話が合って」
桐生はそういって、真剣な顔をしてくる
え?え?
私は、真剣な顔の桐生に若干緊張を覚えた
「俺、さ・・・」
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