#04

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「もう勃ってんじゃん。この変態」  固くなってしまった彼のものを爪先で弄ると、うめき声とも喘ぎ声ともつかない声をあげる。  体液が滴る先端を足先で撫でくり回すと、口元を歪ませ鳴き声を殺し、抑えきれない様子で身体をびくびくと震わせ仰け反った。  餌を目の前に待てのおあずけを食らって、達する寸前で焦らされ続けて、今にもはちきれそうだ。  指の股や足の甲で擦ってやると。  とうとう堪えきれずにぶちまけてしまった。  俺の足の甲にかかった白濁液を、彼の太腿に擦り付けて拭う。  彼がはあはあと荒い息を吐くのは、快感に喘いでいるのか、恥辱に耐えきれず泣いてるのか。
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