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「あなたは独自の世界がある」
直接的、間接的に言われ続けてきました。
秘書時代には、社内報に私の紹介文は、こんなふうに書かれていました。
「爪木崎ワールドへようこそ」。
同じ部署の方がつけてくれたキャッチフレーズです。私の苗字は「爪木崎」(つめきざき)でした。
そのほか、執行役員常務の秘書をしていたときは、こんな感じです。
「君は、いつ、どこで、何があっても自分を変えない」
こういったお言葉を、上司より直接、強く熱く言われたことがあります。そして、クビになりました。
社会人になると、からかわれたり、直すように指摘されたりすることが重なり、最後には、仕事も失うと・・・。これはもう「聴こえている」のではなくて、本当に単なる思い込み、「独り言」と思うしかない、と考えるようになりました。いえ、考えるようにしました。そして、自分にこう伝えます。
「聴こえているのは、勝手な独り言。この独り言は、他人には単なる我がまま。だから消していかないと、社会で生きていけなくなる」
自分の世界を抹殺するような人生へと、ひたすら向かって生きていったのでした。
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